「永遠の少女」 3
少なくとも私にとっては非常に興味深いです。
なぜかというと、チューリヒに行って、さまざまなかかわりから、思いもかけずにユング心理学を学ぶことになったのです。
分析家について、まず自分の夢の分析から始めることになった時に、普段はろくに夢など見たことのなかった私が、最初に見た夢が円形劇場だったからです。
しかし、そこはまた屋外競技場でもあって、真中に水がいっぱい入っていてそこでオリンピックの高飛込みの競技が行なわれていたという夢でした。
そこで、最初は円形劇場だと思っていたのが、後では、特に日本語では競技場だったと考えるようになりました。
しかし、外国でのことなので、夢の報告を英語で書かねばならず、その時に、私は競技場とは書かずに、円形劇場という言葉を使ったことを今でも覚えています。